神戸のトンボ広場の記録

  ムカシヤンマを救助!!  RONNIE  2021年5月4日(火) 16:36

今日も、フィールドへ出ました。
池に落ちた大型のトンボを発見!!
網ですくいあげてみるとムカシヤンマ(メス)でした。
石の上に置いてしばらく眺めていました。
そうすると口から飲み込んだ水を吐き出していました。
15分ほどしてから近くの木に飛び移りました。
見つけるのがもう少し遅れていれば助からなかったと思われます。
助けたお礼に、直近から写真をたくさん撮らせてもらいました。
羽化してそれほど時間がたっていなかったように思いました。
よかった、よかった。

 ムカシヤンマの水面落下  管理者  2021年5月4日(火) 20:11

ご投稿ありがとうございます.

ムカシヤンマの水面落下は珍しいですね.交通事故は結構よく目にするのですが... ムカシヤンマはあまり水面に近づくことがないので,きっと鳥か何かに急襲されたのかもしれませんね.

そちらはムカシヤンマがよく発見されているようですが,その周辺に繁殖地があると思います.100m以内ですねきっと.水のしたたる斜面などの切り立った崖や法面があればそこの可能性があります.今ならまだ羽化殻がついているかもしれません.繁殖地が発見できれば,羽化や産卵,そしてトンネルを掘って隠れている幼虫などが見られるかもしれません.是非また挑戦してみてください.

それでは失礼します

神戸のトンボ広場の記録

  ムカシヤンマとヤマサナエ、他  RONNIE  2021年5月3日(月) 17:40

今日は、今年初めてムカシヤンマとヤマサナエとクロスジギンヤンマ(写真撮れず)を観ることができました。
シオヤトンボ(多分未熟なオスだと思います)もいました。
他にタベサナエもいました。
いろんなトンボが出てきて楽しみです。

 画像追加  RONNIE  2021年5月3日(月) 17:41

シオヤトンボ(未熟なオス)と思います。

 ムカシヤンマ,出てきましたね  管理者  2021年5月3日(月) 21:56

ご投稿ありがとうございます.

ムカシヤンマがもう出ているんですね.こちらもそろそろという感じです.まだ見に行っていませんけれども.今年はオツネントンボに悩まされ,他のトンボの観察が遅れている感じです.まあ,最盛期に出かけることを目標にしていますので,こんなものでしょうか.皆さんの初見を楽しみにしています.

今日はフタスジサナエ(写真)など,コサナエ属の産卵を観察に行きました.今から最盛期です.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  越冬型ホソミイトトンボを初確認!  tomboike  2021年5月2日(日) 18:13

お世話になっております。
2月末に夏型ホソミイトトンボを同定いただいたものです。
昨日、初めて越冬型ホソミイトトンボの産卵を
マンションのビオトープで確認できました。
憧れの独特の交尾スタイルを見ることができて感動しています!
昨年は1匹しか確認できなかったので、迷いトンボかと思っていましたが、
4匹確認することができ、なんとか繁殖してくれそうです。
大変うれしく思います。
また、クロイトトンボ、アオモンイトトンボも確認できましたので
ご報告させていただきます。
ありがとうございました。

 ホソミイトトンボ  管理者  2021年5月2日(日) 19:23

ご投稿ありがとうございます.

ホソミイトトンボは成長が速く,6月下旬には終齢になり羽化してくる可能性があります.出てくるのを楽しみにしておいてください.クロイトトンボにアオモンイトトンボ,最後の写真は多分アジアイトトンボだと思います.最近イトトンボが見当たらないので,心配しています.沈水植物の減少が一番響いていると思います.ビオトープなどの人工的環境には,ヌートリアやアカミミガメは入らないと思いますので,結局そういった所に残っていくのでしょうね.私もたいがいは公園の池で見つけています.

写真はホソミイトトンボです.それでは失礼します.

 ご確認ありがとうございました!  tomboike  2021年5月2日(日) 21:58

未成熟のものはアジアイトトンボでしたか。ご確認いただきありがとうございました。ホソミイトトンボの夏型ともすぐに会えるのですね。見逃さないようにします。そして冬にも越冬型を見つけて報告したいと思います。今後もよろしくお願いいたします。

神戸のトンボ広場の記録

  山地の春  権兵衛  2021年4月22日(木) 0:53

4月21日、偵察のつもりで入った山地の沢筋。道草の連続で時間が足らなくなり目的地には寄れなかった。道草の主な原因は待ち構えていたトンボたちに因るもであった。

画像1 薄っすらと色付き始めたホソミオツネントンボ♀
画像2 同所にホソミイトトンボ♀。風が強く撮影は困難を極めた。
画像3 一服点けていたら体格がアサヒナカワトンボ風のニホンカワトンボがやって来た。メスであることは間違いない。
画像4 風の当たらない日向にホソミイトトンボ♂。

といった具合に次々とトンボに出遭いました。
投稿、画像の都合で続きます。

 路上のムカシトンボ  権兵衛  2021年4月22日(木) 0:57

進路を塞ぐかのように路上の落枝にトンボの姿。サナエトンボの仲間と思ったが、ファインダを覗いたらムカシトンボだった。

画像5 飛べないムカシトンボ♀
画像6 よく見ると落枝の陰に羽化殻が
画像7 成虫と羽化殻 撮影の都合で落枝を動かした
間違ってヒトでも通ると蹴飛ばされてしまう恐れがあるので、落枝を山際の日向に移動した。飛べないが脚力はあるので適当に移動したようだ。

画像8 細流の岩陰にヒメクロサナエの羽化殻

昨年は4月25日にヒメクロサナエの羽化を見ていました。さらに奥で未だ色付かないホソミオツネントンボ♀も見ていました。
山地の春は、ホソミイトトンボと路上のムカシトンボはおまけとして、ほぼ昨年の春と同じか、数日早いかといった感じでした。

 本当に不思議です  管理者  2021年4月22日(木) 9:30

ご投稿ありがとうございます.

ご報告を読んでいて,前にも書きましたが,そちらの方がこちらより北の地域であるにもかかわらず,トンボの出現が早いように思えます.こちらは本当にのんびりしている感じです.ヒメクロサナエなどは,5月に入ってから見つけることが多いです.兵庫県でも,日本海側のトンボは,思ったより早く出てくる感じがしています.私は,源流域へは,5月に入ってから出かけることになりそうです.やはり間もなく発出されるであろう緊急事態宣言が,気持ちの上で重荷になりますね.

池の近くのトラフトンボとヨツボシトンボのよき観察池が,工事によって激変し,また観察地が減りました.写真のような卵塊形成も観察しづらくなりそうです.近くの池にトンボが避難して生きのびてくれることを期待しています.

今日は午後からアオモンイトトンボやセスジイトトンボを探しに行く予定です.また報告します.

それでは失礼します.

 疲労困憊・源流域のヒメクロサナエ  権兵衛  2021年4月25日(日) 1:13

確かに、こちらは兵庫県の最北端よりも緯度が高いです。全てのトンボの出現が早い訳でもなく、一部の種だけだと思います。
ところで、そちらの方はいよいよ緊急事態宣言ですね。「人出の多いゴールデンウイークを中心に『短期集中型』で変異株による感染者増を抑えたい」とのことですが、昨年の緊急事態宣言の対策が甘かったり、おかしな「Go To トラブル」など間違っていたのではないでしょうか。当地でも経路不明な怪しげな変異株よる感染が増えています。
「Go To トラベル」は当初から言われたように、やはり「Go To トラブル」だったと思います。

「Go To トラブル」などと余分なことを書いてしまいましたが、今の季節はヒトのいない山地の源流域が爽やかで心地好いです。
本日も、どこへ行こうかと悩んだ挙句にヒメクロサナエを見てきました。先日は観察地に到達した時刻が遅くて羽化殻しか確認できませんでした。本日は羽化途中の個体の確認が出来ればと思い出かけました。
先日ほどではないですが到達時刻が遅かったので羽化殻しか確認できないと思ったのですが、羽化途中の2個体を確認できました。羽化殻は4個と午後に羽化していた2個体分の計6個回収してきました。

画像1 観察地に到達前に出迎えた(?)未熟♂
画像2 細流の日の当たらない岩陰に羽化終盤のメスを発見
画像3 細流の日の当たらない場所で羽化中のオスを発見
画像4 画像3の個体の羽化殻を回収に行ったら、1.2m程離れた場所に止まっていた

日陰のヒメクロサナエ、羽化に時間が掛かるので、羽化途中の個体の確認が目的でした。
この細流、足場が悪く、そして、ほとんど日が射さないので、コンデジでの観察は厳しいです。画像3の個体の初飛行を待つまでもなく、羽化殻は後刻回収するつもりで、沢を下りました。
途中で、濡れた岩の上で滑り、前のめりに1段落ちました。落差も少なく、バランスが取れたので何事もなかったです。間違うと、新聞記事に「トンボ撮りの老人、沢で転倒死」となるところでした。
登りでも靴底が滑った岩でした。新しい靴の靴底とこの沢の岩との相性が合わないようです。

羽化殻の回収は細流の谷を高巻きしました。目印の羽化場所には羽化殻だけ残っていましたが、1.2m程離れた草の葉にトンボを発見。オスなので羽化途中を確認した個体だと思います。
羽化殻を回収、沢を下ればまた同じ場所で滑るので、戻りも高巻き。斜面を2回ずり落ちました。初めは2mほど、2回目は1mほどでどうにか止まりました。靴とズボンと手袋が汚れました。靴とズボンと手袋は破れたとしても替えがありますが、人体は替えがありません。
どっと疲れが出ましたが無事に戻ってこられました。この件も間違うと、「トンボ撮りの老人、沢で滑落重傷」となるところでした。

ヒトと遇う事もなく、お気に入りの源流域です。が、携帯の電波圏外という難点があります。何事もなければ着信音が鳴らないので具合が好いのですが、緊急時は発信できないです。

明日(パソコントラブルで今日になってしまいました)は野周り。そして、時間の余裕があれば池巡りでコサナエ探索。と、思っています。当地は、コサナエ属はコサナエしか分布していないことになっています。

午後の天気が悪くなるかもしれないので、果たしてどうなるでしょうか。

   −−−
追記 画像1の個体、違和感があり。翅胸前面の斑紋が、どうも、ダビドサナエ属ですね。
神戸のトンボ/トンボ成虫標本箱リスト/トンボ目/不均翅亜目/ サナエトンボ科(https://www.odonata.jp/03imago/Gomphidae/index.html)の「Y.小型のサナエトンボを分ける」を参考にしました。

画像が不明瞭ですが、尾部付属器の形状がクロサナエのようです。
既に夜中ですし、全く疲労困憊のままです。失礼しました。

 クロサナエですね  管理者  2021年4月25日(日) 10:38

ご投稿ありがとうございます.

かなり難所へ観察に出かけられているようで,敬服いたします.私もそう言ったところへ探しに行かないとダメだということはよく分かっていますが,最近は平衡感覚が鈍ってきたところがあって,斜面ばかり歩いていると,鉛直方向が分からなくなるときがあり,危ない思いをしています.カメラやビデオをかついでいると,機材を守るため余計に気を使います.どうぞ安全第一で観察を続けてください.

ところで写真1枚目はクロサナエですね.尾部付属器の形状で明らかです.クロサナエやヒメクロサナエは羽化のときにしか成虫を見る機会がないことも多く,ぜひ成熟成虫の観察もなさってください.ヒメクロサナエの静止接水産卵は特殊なので,なんか珍しいものを見た気になると思います.

それでは失礼します.

 一つ覚え  権兵衛  2021年4月29日(木) 21:40

たまたまトンボ観察で初めて入谷したときにヒメクロサナエの羽化殻を発見したので、その後も時期になると覗いています。「一つ覚え」のようなものです。

ところで、急峻な細流の出合を過ぎて30分ほど進むと緩やかな細流の出合になります。
緩やかな細流では、クロサナエの産卵の可能性があります。これは、2019年6月1日にご教示いただきましたことによります。平衡感覚が大分衰えてきているので、今シーズンは緩やかな細流に重点を置くつもりです。ただし、マムシ好みの場所でもあります。この細流で、昨秋はミルンヤンマの産卵も見ました。
出来ることならクロサナエやヒメクロサナエの成熟成虫の観察もしてみたいものです。

25日は天気もすぐれず、野周りも、コサナエ探索も諦めてしまいました。
翌26日は平地の方へ行ってきました。昨年偵察しておいた初めての池にはクロイトトンボが出ていました。
12日にアジアイトトンボを見た沼畔ではアオモンイトトンボ未熟メスが目立ちました。アオモンイトトンボはアジアイトトンボに比べ2週遅れでしょうか。それから、アジアイトトンボの産卵も始まっていました。

クロイトトンボとアジアイトトンボの画像を貼っておきます。

明日は雨が上がりそうです。何処かへトンボ観察に出かけるつもりです。
それでは失礼いたします。

 野外活動施設が閉まり始めた...コロナ  管理者  2021年4月30日(金) 9:31

ご投稿ありがとうございます.

私はけっこう野外活動施設へトンボを見に行くことが多いのです.安全だし,アプローチしやすいので写真が撮りやすい,そして悲しいことですが,農地の池よりトンボが多いのです.多分薬剤の影響が大きいのだと思います.そんなで近所で出かけるところがちょっと制限されています.

5月3日は晴れそうですので,トラフトンボを探しに行くつもりです.こちらは本当にイトトンボが見当たりません.千葉県ではクロイトトンボがほとんどいなくなったという情報がありますが,こちらもそんな感じの未来が見えてきそうな雰囲気です.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  ホソミイトトンボについて  toranosanta  2021年4月25日(日) 21:05

4/21の情報で成虫越冬種のホソミイトトンボについて触れましたが、以前10/13に越冬前のホソミイトトンボを撮影しています。2枚写真添付していますがどちらも♂と思います。色の違いはどのように説明できるのでしょうか。目の横の縞模様から、どちらも羽化してそんなに時間が経過していないと思うのですが。
それから、先生も権兵衛様も、足元には充分気を付けてください。私は観察に出かけるときは常に膝くらいまでの長靴を履いています。以前少し深みに足を取られた時に抜けなくて焦った事がありますが、本当に一人の時は携帯で連絡できたとしても場所の説明ができるのか不安になった事がありました。圏外ならと思うとぞっとしますね。安全第一でお出かけください。

 ホソミイトトンボの体色  管理者  2021年4月26日(月) 20:03

ご投稿ありがとうございます.また色々とお気遣いありがとうございます.

さて,ホソミイトトンボですが,晩夏に羽化してから越冬するまでの間,体色は写真1枚目のように褐色をしています.これは未熟な証拠とされていますが,体色の変化は,物質の酸化還元が関わっているという話もあり,生化学的なしくみは分かりません.いずれにしても,通常水色になるのは春で,繁殖活動が始まる頃です.ですから,2枚目が10月に撮影されたものなら,不思議な感じですね.体形から見て,夏世代にようにも見えませんし...

ホソミイトトンボの体色変化の環境合図に何か秘密があって,秋にそれが実現され,体水色が秋に発色したのかも知れません.でも,まったく根拠のない話ですが.

面白い例として記録に残しておくとよいかも知れません.

最近は自分の体力に自信がなくなってきており,一昨年北海道に行ったときも,湿地にどんどん入っていくと深みがあったりして,そこから先へ行くことが「精神的に」できませんでした.昔なら強引に行っていたと思います.だんだんとトンボに出会えなくなりつつあるような気がします.最近の観察地は,だいたいが車から降りてすぐの所が多くなっています.お互い安全には気を配りましょう.

それでは失礼します.

 眼の横の縞模様について  toranosanta  2021年4月27日(火) 22:12

ありがとうございました。記録しておきます。もう一つ確認させてください。ホソミイトトンボの色について2枚とも10/13の撮影でしたが、実は同じ場所で同じ年の9/25にも次の写真のように褐色と水色のホソミイトトンボを撮影しています。褐色が♀で水色が♂だと思いますが、どちらも目の横の縞模様から羽化後間もない個体と思われます。目の横の縞模様によるこの判断は間違っていないのでしょうか。

 舟を漕ぐ日々  権兵衛  2021年4月29日(木) 21:45

toranosanta さん
お気遣いありがとうございます。パソコンに向うと、舟を漕ぐ日々が続いていますので、書き込みが遅くなってしまいました。
一つ覚えの山地は心地好い場所なのでお気に入りです。ただ、今回のようなことがあると、携帯電波の圏外なのが心配になってきました。

ところで、昨年は中途で残念でしたが、今年のご活躍をお祈りしています。余裕で50種超えでしょうか。

画像は、山地で出遭えるスギタニルリシジミです。今年は未だ出遭っていません。


 ホソミイトトンボ  管理者  2021年4月30日(金) 9:22

ご投稿ありがとうございました.

ちょっと返事が遅れました.どちらもホソミイトトンボです.未熟だと思いますが,ちょっと写真が小さいので完全には判別できません.この時期,遅い夏世代もいないわけではないようですので,注意だけはしておきましょう.特にそちらは気温が低いようですから,出現が遅いかも知れません.

写真は成熟した夏世代のオスです.

それから,今年オツネントンボをかなり力を入れて探していますが,未だに見つかりません.また見つけたらお知らせください.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  本日最後は、オグマサナエです。  toranosanta  2021年4月21日(水) 16:31

6・草原を歩いていた時、驚いて飛んでくれました。止まったところからは動けなかった様子でしたが、大丈夫だったかなと今も心残りです。春先の羽化は失敗する事が多いと思いますが、… もう少し、観察に行くときは足元を見ながら歩かないと駄目ですね。

 足下  管理者  2021年4月21日(水) 19:49

ご投稿ありがとうございます.

この時期の水際,要注意ですね.コサナエ属が羽化していることが多く,私もいつの細心の注意を持って,水辺に降りるようにしています.私はまだシオカラトンボを見ていません.セスジイトトンボは数が少ないので,まだ見ることができない状況です.そちらが先を行っているようです.

またよい報告をお待ちしています.

写真は成熟間近なタベサナエのメスです.この週末ぐらいは産卵を始めるのではないかなぁ...

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  成虫越冬2種と毎年4月に羽化している2種  toranosanta  2021年4月21日(水) 16:24

2・ホソミオツネントンボ♂♀、3・ホソミイトトンボ♂を確認。いつものフィールドで久しぶりにホソミイトトンボを見ましたが、今年はまだオツネントンボに出会えていません。その他4・セスジイトトンボ♂5・シオカラトンボ♂です。

神戸のトンボ広場の記録

  イトトンボ・カワトンボ未熟の同定をお願いします  toranosanta  2021年4月20日(火) 0:35

知人がイトトンボ・カワトンボの未熟4種を撮影したのですが、未熟であり、撮影する方向・部位も同定には難しいため、先生の判断をお伺いしたく送らせていただきました。1はクロイトトンボ♂未熟・4はアサヒナカワトンボ♀未熟と思うのですが、2と3はよくわかりません。確認をお願いいたします。

 うーん  管理者  2021年4月20日(火) 20:01

ご投稿ありがとうございます.

感じとしては,1,2,3はクロイトトンボ,4はアサヒナカワトンボでいいと思いますが,確定できません.解像度が低いので細かいところが見えないからです.イトトンボ類は,胸横の模様や,眼後紋,後頭条などで判別します.アサヒナカワトンボとニホンカワトンボ透明翅型は,縁紋の大きさで区別するのがふつうです.

ということでお答えにはなっていませんね.すみません.

それでは失礼します.

 ありがとうございました。  toranosanta  2021年4月20日(火) 21:52

トンボ同定のポイントを再確認させていただきました。友人にももう一度説明させていただきます。里山の近所にお住まいの方で、キノコとか、植物等を教えていただいているのですが、私と会ってからトンボにも興味を持たれたようですので時々一緒に里山探索を楽しんでいます。自然観察を通して知り合えたことに感謝しています。

神戸のトンボ広場の記録

  ダビドサナエは羽化を始めていた  権兵衛  2021年4月9日(金) 19:49

この冬も昨年と同じような暖冬でした。昨年(2020年)は4月3日にダビドサナエ。4月4日にニホンカワトンボを確認してました。
今年も野周りフィールドの川で、昨年同様にダビドサナエとニホンカワトンボを確認しました。

4月3日、ニホンカワトンボ橙色翅型の♂。ダビドサナエ羽化殻5個回収。なお、3月31日には全く気配はなかったです、
4月7日再訪。最初に眼についたのが、日陰で定位しようとするヤゴ。日向には羽化後日向ぼっこをするダビドサナエが多数。3日には撮りそびれたニホンカワトンボ橙色翅型の♂も記録撮影。ダビドサナエ羽化殻7個回収。

全てオスの画像ですが、
画像1 その後羽化に失敗したヤゴ。
画像2 飛んできたダビドサナエ。日を浴びた翅が赤銅色できれいでした。
画像3 画像2と同一個体。結局は翅を閉じてしまった。
画像4 どうにか撮らせてくれたニホンカワトンボ。

ニホンカワトンボは2個体確認しただけで、多数発生はまだのようです。
川沿いの草原(くさはら)で、アジアイトトンボの未熟メスと、未発色のテネラルなオスを発見。この発見はうれしかったです。
雪が舞う如く柳絮(りゅうじょ)がたなびいている4月上旬です。

今月の野周りフィールドでは次はシオヤトンボですがまだ先です。

 出てきましたね,本格的に  管理者  2021年4月10日(土) 16:15

ご投稿ありがとうございます.

私は今日出かけてきました.トンボノートにあるように,シオヤトンボとタベサナエでした.そういえば,私は早春に川へ行くことが少ないようです.カワトンボの類いも出ているかも知れませんね.また行ってみることにします.

ダビドサナエ,こちらはなんか少なくなりました.

それでは失礼します

 メスは未だ見ないニホンカワトンボ  権兵衛  2021年4月11日(日) 22:12

トンボノート、「No.769. トンボはじめ.2021.4.10.」拝読しました。
タベサナエやオグマサナエなど見ることは叶いそうにありません。

昨日は野周りフィールドの川のニホンカワトンボの様子を見に出かけました。未だ姿が少なかったです。無色翅型のオスが姿を現していました。メスの姿は全くありませんでした。
ダビドサナエは当日羽化の若いのが沢山いました。鱗翅目ですがベニスズメが姿を現していました。

昨日投稿しようと思ったのですが疲れて寝てしまいました。

画像1 ダビドサナエ、足元から飛び上がったテネラルな♀
画像2 飛び立った辺りにあった羽化殻
画像3 ニホンカワトンボ無色翅型♂。今年の初見個体。
画像4 ベニスズメ

晴れでしたが南東風の冷たい日でした。

 私もシオヤトンボを、思いがけずシオカラトンボも  権兵衛  2021年4月11日(日) 22:17

本日、峠の向こうへ偵察に行こうと思い出かけました。道順なので野周りの観察点の水路を覗くとシオヤトンボが石で暖を取りながら水路をパトロールしていました。
足元に未だ飛ばない未熟メスがいたので眺めていると、ヤゴが2匹上陸しました。飛ばない未熟メス近くの草に登った個体を観察しました。オスでした。

もう1匹のヤゴはどこに定位したのか確認しなかったのでそのままにしていました。気付くと、殻につかまって羽化の終盤への途中でした。異様に頭部の大きく感じる個体でした。後刻気付いたのですがシオカラトンボのオスでした(シオヤトンボと思い込んでいたので、頭部の大きさが異様に感じていた)。
 
画像1 シオヤトンボ♂。再訪した15:20には姿がなかった。
画像2 シオヤトンボ未熟♀。林縁で日向ぼっこ兼摂食。
画像3 シオカラトンボ♂。16:01翅を開いたが、飛び立つこともなく閉じてしまった。
画像4 シオカラトンボ未熟♀。林縁で日向ぼっこ。

シオヤトンボ、昨年より11日。そして、シオカラトンボは昨年より8日初見日が早かったです。
この様子ですと、野周りフィールドでは月末までに、ハラビロトンボ、クロイトトンボ、ヤマサナエ、アオハダトンボ、クロスジギンヤンマ、そして、ギンヤンマなどが現れるかもしれません。いずれも、5月上旬に姿を現すトンボたちです。
そして、あわよくば、サラサヤンマの羽化もなどと皮算用が広がってしまいました。

本日は、同所でシオヤトンボ羽化殻8個、シオカラトンボ羽化殻2個回収してきました。峠の向こうへの偵察は時間が足らなくなったので諦めました。

 お元気ですね  管理者  2021年4月11日(日) 22:29

ご投稿ありがとうございます.

連日お元気に活動なさっていますね.「峠」と聞くと,かなり歩いて行かれているように思えます.私は,もっぱら,車で移動して,せいぜい30分歩く程度です.今年は,依頼仕事で,源流域や上流の調査をしなければならないようなので,私も歩かねばならないかも知れません.ロードバイクにはよく乗っているのですが,歩くのは苦手です.ちょっと体重が増えてきたせいかもしれません.

ごめんなさい.トンボの話から外れてしまいました.こちらは,今日も池回りをしてみましたが,本当にトンボがいません.この2,3年急激に減っているように感じます.ただ,こちらは,平年並みの出現状況のように感じます.あと,一週間したら,にぎやかになるかな.

それでは失礼します.

 ただただ疲れています  権兵衛  2021年4月14日(水) 19:46

全く元気ではありません。トンボ観察の時に気持ちだけ元気を出しています。身体の方は、ビタミン剤と芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を服用しながら、どうにかだましています。

「源流域や上流の調査」と伺いますと、何かわくわくしますね。ご検討をお祈りいたします。

ところで、疲れた身体に鞭打って、三日目(4月12日)は平地に行ってきました。3箇所ほど回ろうと思ったのですが、1箇所目の沼畔でアジアイトトンボを発見したので、他の2箇所は回れませんでした。
2週前、1週前と訪れていますが、今回ようやくトンボの姿を見ることができました。平地の春は遅いのでしょうか。
春は初めての場所ですが、雰囲気的にアジアイトトンボを予想していました。次は何が見られるか楽しみです。


撮影できましたので、メスだけ日齢の若い順に並べておきます。画像1はテネラルな様子から当日の羽化と思います。画像4はほぼ成熟しているようでした。

今年は観察箇所が増えてしまったので、予定配分で苦労しそうです。

 そちらはやはりトンボが多いように見えますね  管理者  2021年4月14日(水) 20:23

ご投稿ありがとうございます.

書いてある文章を読んで感じることは,そちらには,いるべき種がいるべき場所にいる,ということです.こちらはいるべき種がいるべき場所へ行っても見られなくなっているように感じます.本当にトンボに出会えなくなりました.先日,県下に分布するトンボ92種について,2010年までの生息地数と,最近10年の生息地数を比較してみましたところ,実に45種が危険率5%で有意に減少しているという結果が出ました.調査自体が「ランダム」に行われているわけではないので,統計的処理はなじまないことは分かってるのですが,なんか悲惨な気持ちになりました.

話は変わりますが,3月あれほど暖かかったのに,最近は霜が降りるほどの寒さが続いています.去年とよく似ているように感じます.いつも行っている源流域は,今晩氷点下になるかも知れないという予報でした.なかなかトンボ観察のタイミングがつかめませんね.

新型コロナも,大阪・兵庫は全国でもダントツの速度で増加しており,山の中は大丈夫だとは思いますが,途中で食事をしたり飲み物を買ったり,やはり人混みと接する機会をゼロにはできません.おまけに変異型は神戸などでは8割を越えているといいます.ワクチンが打てる6月いっぱいまでは,こちらは慎重に観察するしかないようです.トホホ,という感じです.

愚痴ばかりこぼした感じになってしまい申し訳ありません.

それでは失礼します.

 お気おつけください  権兵衛  2021年4月14日(水) 23:46

山に入ってしまえば不特定多数の人たちとの接触がないので安心できそうですね。
本日のニュースの見出し、
大阪で1130人感染 過去最多
兵庫で507人感染 初の500人超
日医会長「大阪は医療崩壊」
と、ありました。爽やかな季節を迎えるのに大変なことになっていますね。
お互いに、また、この掲示板に集う皆様がつつがなく新型コロナを乗り切れると好いですね。

それと、やはり、4月は寒いのでしょうか。7日から連日のように霜注意報が出ています。また、霜注意報のない日は雷注意報や、強風注意報が出ています。明朝は冷え込み、日中も涼しそうです。
かと思えば、一日の温度差が大きく身体が順応できないような日もありました。身体が資本ですが、大きな温度変化についていくのが難しくなってきました。

私の方もそろそろ山地の源流域へも出掛けようと思っています。

報告や質問がありましたら、また投稿させていただきます。

神戸のトンボ広場の記録

  私もタベサナエ  RONNIE  2021年4月11日(日) 22:34

今日、今年初めてフィールドに出ました。
いつも行くところですが、ちょうどタベサナエが羽化をしている途中に出くわしました。
私が見つけてから翅を広げるまで約2分、そして翅を広げてから処女飛行までちょうど10分でした。
良いものを観ることができて満足しました。

 タベサナエが出始めましたね  管理者  2021年4月12日(月) 7:51

ご投稿ありがとうございました.

コサナエ属の中では,やはりタベサナエが早いですね.次に来るのは,オグマサナエ,そしてフタスジサナエという感じです.お仕事にお忙しいとは思いますが,またいいものが見られたらご報告ください.

写真は,処女飛行に飛び立ってしまったあとの,タベサナエです.

それでは失礼します.