続 トンボ歳時記
No.629. オオルリボシヤンマを見に行ったが...2018.8.31.

私的トンボ暦の夏の最後の日です.今日はもう一度オオルリボシヤンマを見に行くことにしました.道が途中でまた通行止めになっていて,回り道して到着したのが14:00ころでした.オオルリボシヤンマは結果的にやって来ませんでした.オスが上空で摂食飛翔しているだけでした.

▲上空の梢の間で摂食飛翔をするオオルリボシヤンマのオス.

代わりといっては何ですが,前回と同様,タカネトンボが産卵にやって来ました.2回産卵に入りました.1回目は気づくのが遅れ,すぐに逃げられてしまいました.2回目はコウホネの中にもぐり込んでの産卵.私も大胆にコウホネの葉をかきわけて撮影しました.意外と逃げないものですね.

▲最初に入ってきたタカネトンボのメス.右に見える苔むした岸壁に卵を飛ばす.

▲上4枚はコウホネの間で産卵するタカネトンボのメス.

というわけで16:00ころまで待っていましたが成果は以上でした.そうそう,ヤブヤンマのメスが池に入ってきて,産卵場所を探すような飛び方をしましたが,結局産卵に至らず飛び去ってしまうということがありました.まだヤブヤンマ生きているんですね.対して,以前見られたオオシオカラトンボやモノサシトンボは姿を消していました.近くにはアカトンボの姿も全くなく,静かな山の池でした.