続 トンボ歳時記
No.607. 昼から晴れて...2018.6.28.

今日は朝のうちはどんより曇り空.今にも雨が降りそうだったので,休息日にしていました.が,昼から青空が見え始め日が差してきたので,近くの池に,コフキトンボの様子を見に行ってみました.池を3つ回りました.しかし,風が強かったのか,コフキトンボどころか,トンボの姿がほとんどありませんでした.そんな中,一つ目立ったのが,オオキトンボの羽化直後の個体でした.

▲オオキトンボの羽化当日と思われる個体.未熟なオオキトンボは本当にきれいだ.

▲上と同じ個体.順光で撮影すると,美しい輝きがあまりはっきりとしない..

写真以外にもう1頭見かけましたが,アプローチできない池の方に飛んで逃げました.これ以外には,コフキトンボが合計4頭,コシアキトンボが2頭,ウチワヤンマが1頭,以上ですべてでした.

▲コフキトンボのメス.コフキトンボは以前の観察当時より,個体数が減っている感じがする.

風のせいと言ってしまえば簡単ですけど,本当にトンボがいません.「沈黙のなんとやら」という言葉がぴったりです.まあ,今日は近くの散歩程度でした.この週末からいよいよ7月に入りますので,夏のトンボが一気に目立つようになると思います.