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オオイトトンボの観察 /2011.7.17., a.m.-p.m.

ここ数年,まともにすがたを見ていないオオイトトンボを見に,確実な生息地である兵庫県北部に出かけてきました.ここはコウノトリのために,農薬を使わないで休耕湿田のような状況をつくっているところです.そこにオオイトトンボがたくさん見られます.

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▲観察地1.ここに4枚ほどの休耕湿田がありどれにもオオイトトンボが見られた.

はじめオオイトトンボの数が少ないように思われたのですが,湿田の縁の日陰の部分や,木漏れ日の部分に多く集まっていました.ここへやってきたのが11:00ころでしたから,オオイトトンボも暑いのでしょうね.

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▲オオイトトンボのオスと,タンデム,産卵.

着いたのが少し遅かったか,オスが単独で飛び回っているばかりでした.メスを探しましたが見つからず,ちょっぴり落胆しましたが,すぐ横の小さな溝でタンデムペアを見つけました.これはしっかりと産卵をしてくれました.

ひとしきり撮影したので,水分を補給してから,奥の方の池に行ってみました.

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▲観察地2.夏のトンボがたくさん見られた.

こちらも,オスが飛び回るばかりで,タンデムペアが見られません.あきらめずに探しますと,やっとのことで,1ペアが交尾しているのを見つけました.

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▲オオイトトンボの交尾と交尾後のタンデム.

交尾が終わるのを待って,産卵を期待しましたが,メスに産卵意欲がないのか,オスが誘ってもなかなか産卵しようとしません.やっとのことで,産卵行動を行いました.でもすぐにやめてしまいます.そのうちだんだんと沖の方に移動してしまって,撮れなくなってしまいました.

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▲数回行われた産卵行動のカット.

さて,今日は,オオイトトンボがねらいではありましたけれども,他にも色々と収穫がありました.あと2ページ増ページで,紹介します.