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晩秋のトンボ生き残り調査(1)-2./2010.12.4., a.m.-p.m.

さて,小野市の定点を見た後,オオキトンボが12月に入っても生き残っているかどうか,一昨年は果たせなかった観察をしにいくことにしました.

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▲池の様子.

池についたとたんオオキトンボのオスが飛び立ち,あっという間に目的達成です.12月に入っても生き残っていることを記録に取ることができました.オオキトンボのオスは2頭見つけることができました.

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▲オオキトンボのオスたち.

今日は,生態観察というより,生き残りの種類を多く挙げることが目的です.リスアカネやナニワトンボなど,まず生き残っていないと思われるトンボですが,これらを確認に,市内の池へいきました.

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▲9月にナニワトンボがいた池.

池にはナニワトンボがいませんでしたが,周囲を含めて,アキアカネのすがたが結構見られました.記憶にあるだけで6オス2メスの8頭でした.アキアカネは,晩秋にはこのように少しまとまってみることができるようです.大胆な考えですが,早い時期に繁殖活動する個体が温暖化による気温上昇で淘汰され,遅く活動する個体が選択されるといった小進化がこの10年あまりに起きたのではないかと感じられます.

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▲アキアカネたち.この時期には珍しく棒の先に止まったオスがいた.

なお,ここでは,マユタテアカネが1頭だけ,生き残っていました.

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▲マユタテアカネのオス.

今日の観察で,合計6種類のトンボを確認できました.