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飛来種を求めて日本海側へ (1)京都北部 /2010.10.17., a.m.

今日は日本海側の天気が非常に良好な予報だったので,朝起きたらすぐに家を出て,飛来種を求めて,まずは京都北部へ行ってきました.この時期には,関西のトンボ屋さんは競って日本海側へ出かけ,大陸からの飛来種を採集します.先週も猛者連が行ってそれなりの成果があったそうで,負けじと出かけたわけです.そして予想通り,今日も現地でトンボ屋さんに会いました.

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▲今日の観察地.京都府.

結果から言うと,私は,飛来種については,全く成果なしでした.現地に着いたのが9:30くらいで,11:30くらいまで頑張っていました.でも全く姿がなく,先週全部持って行かれたという感じでした.一方でアキアカネが数多くいて,たくさん産卵していました.

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▲アキアカネの交尾と,連結打泥産卵.

アキアカネは,交尾態で飛び回り,水田の小さな水たまりの縁あたりで産卵します.兵庫県南部では,なかなか水田で産卵するすがたも見ることが難しくなっていますので,水田とアキアカネという写真は,もう日本海側で撮るしかない感じです.

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▲水田で産卵するアキアカネのペア.

アキアカネは連結体で産卵するのが普通ですが,今日は単独産卵するメスも見ることができました.

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▲単独産卵のアキアカネ.

アキアカネ以外には,ノシメトンボ,ナツアカネ,アジアイトトンボなどがいました.アジアイトトンボは,今日羽化したものがいて,10月17日にまだ羽化するという事実に少し驚いています.記録が定かではないですが,昔は,ウスバキトンボ以外は,どの種も羽化はだいたい9月で終わっていたように感じます.

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▲羽化直後のアジアイトトンボのメス.

さて,この場所は成果なしでしたので,兵庫県の北部の方に移動することにしました.(続く)