No. 1077. キイロヤマトンボの探索(2).2026.6.13.

昨日に引き続き,キイロヤマトンボの探索です.今日は県内の産地へ行きます.朝5時に起きて準備をし,6時には出かけました.でも現地までは2時間以上かかるので,観察を始めたのは8:30ごろでした.着くやいなやキイロヤマトンボらしいトンボが飛んでいました.割合短い間隔で来るので,今日は数が多いかと思いましたが,まあ,最初だけでした.


▲キイロヤマトンボのオス.▲

やはり後追い撮影になります.昨日よりさらにピントが甘い感じですが,これでやっとというところ.今日は産卵に2回入ってきました.一つは少し離れたところで,私から見て向こうへ行ったりこっちへ来たりの飛び方なので,写真になりませんでした.もう一つは後ろから足元を抜けるように飛び,2回ほど打水して飛び去りました.ものすごいスピードで,やはり写真にはなりませんでした.このトンボは写真に撮るのが難しいです.

でも,まだ元気に活動してくれているのが嬉しかったです.足元では,シオカラトンボ,アオサナエ,コオニヤンマなどが出てきていました.


▲アオサナエのオス.▲


▲コオニヤンマのオス.まだ若い!.▲

10:30ごろには暑いせいか飛ばなくなったので,観察を切り上げ,キイロサナエを見に行くことにしました.最近県下ではキイロサナエは激減しているのです.現地へ行ってみると,なんか,地面や細流が焼けているように暑く感じられます.全部で5頭見ました.


▲キイロサナエが激減している感じがする.▲

今日はキイロ.キイロと続いたので,ついでに,キイトトンボも撮っておきました.


▲キイトトンボの産卵.メスは中脚を大きく横に広げている.▲

オオイトトンボは結構な数飛んでいました.産卵の姿は見られませんでした..


▲オオイトトンボのオス.▲

今日のもう一つのねらいであったモートンイトトンボの姿を確認することができませんでした.ちょっと心配です.たくさんいた休耕田からはもう4年間確認していません.

今日見たトンボたちを整理しておきます.
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キイロヤマトンボ ++ (のべ10頭以上,メス産卵2回)
コオニヤンマ +
アオサナエ +
シオカラトンボ +,++
ギンヤンマ + (1)

キイロサナエ + (5)
オオイトトンボ +++
キイトトンボ ++
クロイトトンボ ++
モノサシトンボ +
ハッチョウトンボ +
ショウジョウトンボ +
シオカラトンボ ++
クロスジギンヤンマ +
ウチワヤンマ +
コフキトンボ +
コシアキトンボ +
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今日のゲストはカジカガエルです.こどものころ,裏山に登って,渓流でよく捕まえたものでした.


▲カジカガエルさんです.▲

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No. 1076. キイロヤマトンボの探索 (1).2026.6.12.

昨日,今日,明日と梅雨の晴れ間.高気圧が連なってやってくるのでかなり安定しそうです.昨日は所用で行くことができなかったのですが,今日,明日は出かけられそうです.今年は,この貴重な晴れ間を利用してキイロヤマトンボを見に行くことにしました.今日はまず県外へ.現地には10時過ぎに着いた.キイロヤマトンボオスの飛ぶ姿か見られました.


▲キイロヤマトンボのオス.どうしても後追い撮影になってしまう.▲

完全にピントは来ていないですが,着いたとたんの1枚としてはまあこんなものでしょう.その後も何度か飛びましたが,写真に撮れるような飛び方をしてくれません.とにかく速いので,運を天に任せたような撮影になります.結局シャッターチャンスがなく,いわゆる隅一になってしまいました.

13:00までねばりました.メスが1回産卵にやって来ました.ただ少し離れていたために,ひょっとしたらコヤマトンボだったかも知れません.あとは,キイロヤマトンボを待つ間に,足元のトンボたちを記録しておきました.まずはグンバイトンボ.


▲グンバイトンボ.ちょっとストロボの調子が悪くて光らないことがある.▲

オジロサナエの羽化が始まっていました.ここはヒメサナエがよく見られるのだそうですが,オジロサナエが羽化を始めたことにちょっと驚きでした.


▲オジロサナエが2頭並んで羽化していた.▲

この2頭意外にも3頭ほど羽化をしていました.キイロヤマトンボの飛ぶ場所というのは,あまり他のトンボがいません.兵庫県の産地でもよく見るのは,グンバイトンボとアオハダトンボです.ここにも両方ともいましたが,アオハダトンボの方は,もうシーズン終わりなのか,1頭が飛んだだけでした.

着いたのが少し遅かったのか,あまり多くのキイロヤマトンボは飛びませんでした.

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No. 1075. 再び源流域へ.2026.5.30.

先日に引き続き,もう一度源流域へ出かけました.クロサナエの姿を見るためにです.しかし結果は0.ヒメクロサナエが1頭産卵に下りてきただけでした.これ以外には,通り過ぎたヒメクロサナエのメスが2回とアサヒナカワトンボのオスでした.本当にトンボの個体数が少ないです.まあ源流域の調査はほとんどトンボに出会えないのが常ですけど...


▲ヒメクロサナエのメス.産卵.▲

そこで別の場所に移動し,ヒラサナエのようすを見に行きました.昨年あたりから数が激減していて気になっています.今年もほとんど姿がありませんでした.葉上に飛び上がるオスが1頭だけでした.以前はそこかしこにペタペタ止まっていたのですが.その面影はありません.とにかく暑いのです.この暑さと湿地の乾燥で,元来北方系のこの種は姿を消し始めているのかも知れません.兵庫県のヒラサナエとルリボシヤンマは今後も推移を見ていく必要がありそうです.人のいない山間の湿地では,最近は熊が怖いのですけど...


▲探していると飛び上がって止まったヒラサナエのオス.▲

湿地にはシオヤトンボが生き残っていました.


▲シオヤトンボのオス.▲

高標高地の湿地ですが,30℃ちょっと手前でした.まだ春だと思うのですが,真夏の日差しで暑いです.寒地系のトンボに限らず,春の涼しい時期に活動するトンボの今後が気がかりです.

今日出会ったトンボたち
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ヒメクロサナエ + (3)
アサヒナカワトンボ + (2)
シオヤトンボ + (1)
ヒラサナエ + (1)
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さて今日のゲストはホシベニカミキリです.都会のタブノキに多いそうです.これは5月25日に人工島の街中で見たものです.


▲ホシベニカミキリ.タブノキの害虫らしい.▲

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No. 1074. 春の源流域.2026.5.18.

明日あたりから天気が下り坂になって,しばらく走り梅雨のような状態になるらしいので,今日は源流域へ出かけてきました.ムカシトンボやヒメクロサナエ,クロサナエねらいです.結果は,クロサナエは見ることができませんでしたが,ヒメクロサナエとムカシトンボを見ることができました.


▲午前中,産卵メスを探して飛び回る,ムカシトンボのオス.▲

ムカシトンボのオスは,ていねいに岸辺の草の間をのぞき込むように,産卵メスを探して飛んでいました.メスもいました.ただこれ,私が気づくのが遅れて,産卵を中断させてしまいました.しかし面白いことに,このムカシトンボさん,草に絡まってバタバタやっていました.草の中に潜り込みすぎですな.


▲ムカシトンボ,こんなところで何バタバタやってんだろうとのぞき込むと...▲


▲ご覧の通り,首に草の葉が巻き付いて飛べなくなっていたのでした.▲

実はこのムカシトンボのメス,私が気づくのが遅れたのは,ヒメクロサナエのメスが産卵に入って来たからで,私が産卵しているムカシトンボのすぐ横を通り過ぎ,ヒメクロサナエに気を取られているうちに,おそらく飛び立とうとしたのでしょう.でもそのとき草が体に巻き付いて飛べなかったのです.ヒメクロサナエを見送ってから,気づいたのでした.首に巻き付いていなかったら逃げられていたでしょうね.産卵していた証拠は,上の写真の左下の植物の葉に新鮮な産卵痕が点々と並んでいることで分かります.


▲ヒメクロサナエが入って来て産卵を始めた.ムカシトンボに気づかず近づいた.▲


▲こちらは割合に落ち着いて産卵を続けてくれた.ヒメクロサナエ.▲

なお,ムカシトンボは無事草が外れて,飛んでいきました.このあとムカシトンボのオスが4回ほど飛びましたが,今日はこれだけでした.サナエトンボのオスが全く出てこなかったのはちょっと残念でした.今年は個体数が少ないのかも知れません.

今日出会ったトンボたち
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ムカシトンボ + (6)
ヒメクロサナエ + (1)
アサヒナカワトンボ + (3)
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今日のゲストは,キンイロジョウカイとマガリケムシヒキです.キンイロジョウカイは2頭飛んでいました.


▲キンイロジョウカイ.▲


▲マガリケムシヒキ.▲

こうやってゲストを迎えていると,身の回りには無数の昆虫がいるのに気づきますね.

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No. 1073. 春のトンボを見に.2026.5.15.

春のトンボは今は盛りを過ぎ,今日は近所にそれらの姿を見に出かけました.トラフトンボの姿だけは見ることができませんでしたが,それ以外の春のトンボは姿がありました.コサナエ属はそろそろ見納めのような感じがします.あまりにも気温が高いです.今日は昼ごろ29℃でした.


▲オグマサナエのオスとメス.▲

オグマサナエはまだ生き残っていました.おそらく羽化してから1ヶ月以上経っているでしょう.メスからは黄色みが消え,オスの淡色部がつや消し状態に見えます.


▲タベサナエのオスとメス.▲

タベサナエもまだまだ元気そうです.メスは池からは少し離れた尾根筋に止まっていました.今日はちょっと尾根筋も歩いてみたので,思わぬところで見つけたという感じです.


▲フタスジサナエのオスとメス.▲

フタスジサナエたちも元気ですが,ちょっと数が減り始めた感じがします.5月の中旬ですから.でもコサナエ属3種の中ではまだそこそこ生き残っています.

▲ヨツボシトンボのオス.▲

最初に訪れた場所では,ヨツボシトンボがまだまだたくさん活動していました.相変わらずビュンビュン飛び回っています.


▲シオヤトンボのオス.▲

シオヤトンボも今が最盛期のようです.複眼が青くなってきています.


▲シオカラトンボのメス.▲

シオカラトンボも飛んでいました.春一化目のシオカラです.この子孫がおそらく夏の後半の大集団をつくるのでしょう.


▲ヤマサナエのメス.▲

ヤマサナエはこれから最盛期に入るサナエトンボです.今年はまだ川にほとんど行っていないので,川に入れば,オスが飛び回り始めているでしょう.


▲モノサシトンボのオス.▲

モノサシトンボが姿を見せ始めました.春二番のトンボたちの出現です.

こうやって見るとトンボがいるように見えますが,暑いのでトンボたちも日向から避難しているみたいでした.日向で頑張っているのは,シオカラトンボ,シオヤトンボ,ハラビロトンボでした.

今日出会ったトンボたち(三ヶ所)
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フタスジサナエ +,+,+
オグマサナエ -.+,+
タベサナエ -,-,+
ヤマサナエ -,-,+
モノサシトンボ +,-,-
シオカラトンボ +,+,+
クロイトトンボ ++,-,+
シオヤトンボ +,+,++
ハラビロトンボ +,++,+
ヨツボシトンボ ++,-,-
クロスジギンヤンマ +,-,-
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今日のゲストは,ちょっと気味悪いですが,ムカデさんです.山道を歩き始めたところのトンネルの中にいました.脚を波立たせるように動かして歩いていました.よくもつれないものですね.自動的にうまく歩けるような神経系があるのでしょう.


▲ムカデさん.脚をうまく動かすものです.▲

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