No. 1098. アカトンボ探し.2026.10.22.

今日はアカトンボを探しに出かけました.知人と一緒に主に平地の池を回りましたが,どれくらいのアカトンボが見つかるでしょうか.順次紹介していきましょう.まず最初はオオキトンボ.今年はオオキトンボの飛来が少ないように感じています.


▲オオキトンボ.ちょっと下りられないところで産卵していました.▲

続いてタイリクアカネ.タイリクアカネは,本当に海岸から離れた池に集まってきています.タイリクアカネに混じって,コノシメトンボやマユタテアカネも産卵していました.コノシメトンボとタイリクアカネはいずれも街中のプールで幼虫が見つかるトンボですから,やはり同じ池に集まるのでしょうね.


▲タイリクアカネのペア.▲


▲コノシメトンボの産卵.▲


▲マユタテアカネの連結打泥産卵.▲

この池はこれくらいでしたので,別の池に行きました.そこには,ナニワトンボ,リスアカネ,ノシメトンボ,マイコアカネなどがいました.いずれも繁殖活動をしていましたが,ナニワトンボの産卵は見られませんでしたが,もうかなり老熟していて,体にシミが出ていました.


▲ノシメトンボが泥の上で打空産卵をしていました.▲


▲リスアカネの産卵.途中からメスを放して,♀が単独産卵に.▲


▲ナニワトンボ,交尾ペア.メスも色がくすんできている.▲


▲マイコアカネの産卵.画面の青味が消え白くなっている.▲

あと,写真には撮れませんでしたが,ナツアカネが産卵していました.帰り際に上を見上げると,ネキトンボが止まっていました.


▲ネキトンボ.▲

今日は晴れの予報でしたが,雲が多く,日差しがあまりありませんでした.キトンボ,アキアカネ,ミヤマアカネ,ヒメアカネと出会えませんでしたが,ちょっと訪れた池の環境が違いましたね.アキアカネはいてもおかしくないですが,このトンボは兵庫県南部では11月以降に姿を見せるようになっています.

ということで,ナツアカネを入れて10種と出会えました.

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No. 1097. ノシメトンボで大騒ぎ.2026.10.17.

昨日ノシメトンボを見つけたので,今日はノシメトンボの産卵観察に挑戦しました.ノシメトンボは,他の地域では極めてふつうのトンボかもしれませんが,兵庫県南部では見つけにくいトンボの一つになっています.なんか20年ぐらい前とは隔世の感があります.ノシメトンボはいました.今日はオスを2頭目撃しました.


▲ノシメトンボのオス.数が少ないときは敏感ですぐに樹上へ逃げる.10:30.▲

しばらく待ちましたが,産卵の気配はありません.今日はねばることにしていましたので,待つこと2時間ほど,12:20頃に産卵ペアが現れました.アカトンボとしては大きなノシメトンボの,翅を細かく羽ばたかせながらふわふわと産卵する姿,久しぶりに見ました.ただ,この場所に生えているマコモの間に入り込んで産卵するため,ほとんど写真にはなりませんでした.


▲マコモの中に潜り込んで産卵するノシメトンボのペア.▲

産卵時間は短く,やがてオスはメスを放しました.メスはマコモの葉にしばらく止まってから,樹上の方に消え去りました.心の中で大騒ぎしたためか,ピントがもう一つでした.


▲ノシメトンボのメス.▲

たったこれだけですが,久しぶりに産卵を見ました.当ブログでもノシメトンボはなかなか登場しないトンボの一つです.あとは,リスアカネの産卵を見ました.リスアカネたちももう日向に出てきて産卵するようになりました.


▲リスアカネの産卵.▲

あとは,マイコアカネがいました.今日はアカトンボたちの活動があまり活発ではありませんでした.偶然出会ったトンボなかまは,暑すぎる,と言っていましたが,秋のトンボには,最近の真昼の太陽は暑すぎるのかもしれませんね.そしてなにより晴天が続きすぎる感じです.次の週雨が降った後気温が下がるそうですが,このあたりから秋本来のリズムになるかもしれませんね.


▲マイコアカネの交尾.マイコアカネの繁殖活動もちらほらの程度だった.▲


▲マイコアカネの産卵と産卵後放されて止まったメス.▲

あと,朝のうちコバネアオイトトンボが姿を見せて活動していました.日が高くなると多くが姿を消しました.どこへ隠れたのだろう.


▲移精行動するコバネアオイトトンボのペア.マクロレンズの効果だ.10:00ごろ.▲


▲体色が異なるコバネアオイトトンボのオス.▲


▲コバネアオイトトンボの産卵.もっと遅い時間帯に多いと思うが...▲

今日のゲストは,コウノトリです.トンボを見に行く途中のため池で,コウノトリが集まっているのを目撃しました.ざっと数えて20羽たらず.少し前に神戸市や加古川市のため池に集まっていたという噂を聞きましたが,兵庫県南部で,これほどの集団を見たのは初めてです.群れで生活しているのでしょうか? コウノトリも本当に豊岡市から全国各地へ分布を広げていますね.今日はマクロレンズを持って行ったので,少し遠いです.なお,しばらくすると全部どこかへ飛び去ってしまいました.


▲ため池に現れたコウノトリの集団.▲

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No. 1096. アカトンボ探訪.2026.10.16.

今日は天候がすぐれないとの予報でしたが,朝から太陽がさんさん.午前中を中心に,目的を特に持たず,あちこちにアカトンボを探しに行きました.今日はそういう意味で,散文的なコンテンツになりそうです.


▲最初の池に着いたとたん異種間連結.オオキトンボ オス+タイリクアカネ メス.▲

今日はやや薄曇りのせいか,トンボたちの活動があまり活発ではありませんでした.オオキトンボも1ペア+単独産卵メスでした.単独産卵メスというのは,ふつうすぐにオスに見つかって捕まってしまうのですが,今日はその単独オスの姿が見えません.


▲オオキトンボの単独メスによる打水産卵.▲


▲目の前にオオキトンボの産卵ペアがやって来た.▲

コノシメトンボも何ペアかが産卵していました.タイリクアカネは1ペア程度で,今日はアカトンボの活動が鈍かったですね.気温も22度程度でした.


▲コノシメトンボの産卵.▲

次の場所へ移動しました.この池は,今年初めて訪れます.水が落とされ,アカトンボにはいい感じの環境でした.まず出迎えてくれたのはナニワトンボでした.今年はナニワトンボの数が少し多いように見えました.曇りがちで,12:00も近いせいか,ナニワトンボの産卵は見られませんでした.同じ場所にいるリスアカネはたくさん産卵していました.


▲ナニワトンボ.交尾態は見られた.▲


▲産卵途中の休憩ペア.▲

マイコアカネもそこそこいて,曇っているのに,産卵はやっていました.


▲マイコアカネの産卵.▲

それからノシメトンボが池の縁の草地に止まっていました.ノシメトンボは兵庫県南部では希少種といってよい状況です.あと,ナツアカネがいました.ここへノシメトンボの産卵を見に来るのもいいかもしれません.


▲ノシメトンボのオス.▲

ここは抽水植物が多い池で,アオイトトンボやコバネアオイトトンボも姿を見せていました.


▲アオイトトンボのグループ産卵.ものすごい産卵痕がある.▲


▲コバネアオイトトンボのオスとメス.▲

13:00頃になりましたが,空いっぱいに重たい雲が垂れ込めてきました.予定はもう一つ行き先があったのですが,ここまでとしました.

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No. 1095. 異国か!? 2026.10.15.

今日もアカトンボ探しに出かけました.最近快晴の日が続いて,若干疲れが出てきそうな雰囲気です.まあ,それにも負けず,今日もアカトンボ探しです.と,…,アカトンボならぬベニトンボ.今年は本当に個体数が多いですね.


▲ベニトンボのオスとメス.▲

先日はベニトンボのメスを見つけて大いに喜んだものでしたが,今日なんか,ふつうにオスとメスがいる状態です.シオカラトンボ並みです.聞くところによると,県下のあちこちでベニトンボが見られているようです.


▲ベニトンボのオスとメスたち.2枚目は木の上に止まっている状態.▲

こんなにたくさんいると,本当にシオカラトンボ状態で,カメラを向けるのも止めてしまいます.しかし驚きはこれだけではありませんでした.スナアカネも集まっていました.


▲スナアカネも結構たくさんいた.▲


▲ときどき飛んではパトロールしている.▲

ここまで見ていると,ここは異国の地かと思ってしまいそうです.そんなことはありません.ちゃんと日本のトンボたちもいるのです.ナツアカネやタイリクアカネ.でも何か肩身が狭そうに見えます.木の枝の先に止まっていました.


▲ナツアカネのメス.▲


▲タイリクアカネのオス.▲

さて,こうなってくると,スナアカネのメスを見つけなければなりません.スナアカネの個体数がそこそこいたので,きっとメスもやって来ているはずです.今日はここで骨を埋める(大げさな!)覚悟で,徹底的に周辺を探すことにしました.かなり歩き回っても見つからなかったので,池に現れてオスが見つけるのを待つ作戦に変更しました.タイリクアカネが産卵しています.それをスナアカネのオスがうらやましそうに見つめています.この季節,正午ごろに産卵するのですね.


▲タイリクアカネの産卵をうらやましそうに見ているスナアカネ.▲

こんな感じで,遠くで産卵するタイリクアカネを見て時間を潰していました.ちょうど逆光で産卵しているタイリクアカネのタンデムを見つけた,と思いました.ところが家に帰って明るさ・コントラストを修整すると,これ,スナアカネの産卵だったのです.そういえば打水のリズムがちょっと違っていました.


▲逆光で真っ黒だった影の部分を明るく修整すると,何とスナアカネの産卵だった.▲


▲スナアカネの連結打水産卵.▲

現場ではスナアカネの産卵だとは思っていなかったので,だんだんと諦めムードになってきました.もう,ここへ来てから3時間は歩きっぱなしでトンボを探しているのです.時刻はもう13:00近くになりました.秋のトンボたちは繁殖場所を引き上げるのが結構早いのです.最後に周辺をもう一回りしました.でも見つかりません.木の枝に止まるタイリクアカネやベニトンボのメスばかりです.帰るかどうかと思ったとき,もう一度だけ池の畔を見てからにしようと思いました.これ作り話ではなく本当のことです.よく,帰ろうとしたときにラッキーがあるという,経験則?です.そしてこれが見事に当たりました.


▲スナアカネの交尾.▲

目の前でスナアカネが交尾していたのです.実はスナアカネらしい交尾態が飛んだのを11:30頃に一度目撃していたのですが,これと同じ色姿でしたので,あの目撃もスナアカネだと確定しました.時系列で考えると,上記のスナアカネの産卵ペアは,この交尾態のペアだったのかもしれませんね.


▲少しずつ位置を変えながら交尾を続けるスナアカネのペア.▲


▲最後,とうとうレンズの至近距離のところに止まって交尾を見せてくれた.▲

このペアはやがて飛び立ち姿を消しました.いやはや,帰り際のラッキーでした.ということで,今日はちょっとニヤニヤしながら帰途につきました.

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No. 1094. アカトンボ探し.2026.10.13.

何か最近快晴の日が続いており,身体が休まる日がありません.まあ,いいことですけど.今日は,タイリクアカネをメインにアカトンボ探しに出かけました.いつもの池に行きましたが,水が落とされており,アカトンボにぴったりの環境が現出していました.タイリクアカネは,着いたときからビュンビュン飛び回っていました.産卵もたくさんしていましたが,メスを見つけられなかったオスたちが,あちこちでホバリングしていました.


▲メスを見つけられなかったタイリクアカネのオス.▲


▲タイリクアカネたちの産卵.腹部の赤いメスと褐色のメスがいる.▲

たくさんが産卵していましたが,あまり近くでやってくれませんでした.個体数は20頭以上はいたと思います.タイリクアカネに負けないくらい個体数が多かったのが,コノシメトンボでした.タイリクアカネとコノシメトンボは,都会のプールで幼虫がよく見つかるトンボです.似たような環境を好むのでしょうね.


▲コノシメトンボの産卵.たくさん産卵していた.▲

そうこうしているとオオキトンボがやって来ました.まだ個体数は少ないようで,3ペアが産卵,単独個体が2,3頭というところでした.


▲コノシメトンボたちが産卵する中へ,オオキトンボがやって来た.▲

オオキトンボはもう少し季節が進んだ方が数が多くなると思います.ただ,先日も書きましたが,体色が茶色になる前の若い個体で,これはこれでなかなかいいものです.


▲かなり遠かったので,最大トリミングした.オオキトンボの産卵.▲

あと産卵をしていたのはマユタテアカネでした.岸近くの泥面に打泥産卵をしていました.


▲マユタテアカネの産卵.▲

てな感じで産卵活動を堪能した後,池周囲に別のアカネ属を探しに行きました.特に変わったアカトンボは見つかりませんでしたが,この池では珍しいナニワトンボがいました.調べてみると,過去に記録がありませんでした.となりの池には,マイコアカネが5,6頭止まっていました.


▲ナニワトンボのオス.この池では新記録だ.▲


▲マイコアカネのオス.▲

ここは平地の樹林が隣接していない池で,タイリクアカネ,オオキトンボ,コノシメトンボ,マイコアカネなど,そういった環境の池に集まるアカトンボがいました.ある意味,この池はまだ健康な池ですね.ということですから,樹林にかこまれた谷池に多いナニワトンボが珍しいということになります.

場所を変えて,先日家族連れが昆虫採集していた公園をのぞいてみました.マユタテアカネは数頭いました.キトンボも1頭だけいました.


▲器用な格好で腹部挙上姿勢をとるマユタテアカネのオス.▲


▲ポツンと止まっていたキトンボ1頭.▲

やっぱり,トンボの数が減っている感じがしました.ということですが,今日は7種類のアカトンボに出会うことができました.

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