神戸のトンボ広場の記録

  タイワンウチワヤンマとウチワヤンマ  RONNIE  2020年8月18日(火) 22:24

近所の川にウチワヤンマがいるのですが、今年はタイワンウチワヤンマもいました。
この2種が同じ場所にいることもあるのですね。
今年は特に暑いからなのでしょうか。

 タイワンウチワヤンマとウチワヤンマ  管理者  2020年8月20日(木) 7:38

ご投稿ありがとうございます.

私の近辺での観察では,両種がともにいる場所では,ウチワヤンマが先に現れて,次第にタイワンウチワヤンマに移り変わっていくという感じです.一方で,タイワンウチワヤンマが入らない池では,ウチワヤンマが盛夏まで頑張っています.

この両種は浮遊物に卵をからめるという,産卵基質に共通性があるため,同じような池に入ることが多いようです.ただ,写真のように,タイワンウチワヤンマが川に入っているのはあまり見たことがありません.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  アカネ・2  umbr  2020年8月13日(木) 22:10

暑中お見舞い申し上げます。この頃はできるだけ影のある場所を移動しています。おかげでかどうか?、昨日コノシメトンボに出会いましたよ。しかも♂♀同時にです。♀3匹に対し♂1匹と相変わらず♀が圧倒的に多いのですが、リスアカネの方は♂ばかり出くわします。その他、飛んでいるのはウスバキトンボばかりで地面に近いところではウチワヤンマやシオカラトンボばかりでした。コノシメ♂は胸にやや赤味がさしたばかりの若い個体です。

 夏のアカトンボ  管理者  2020年8月16日(日) 11:45

ご投稿ありがとうございます.

返事が遅くなって申し訳ありません.私事に集中していました.

夏のアカネは,今のところまだリスアカネしか見ていません.もっともアカネがいる林の中へ出かけていないことが大きいですね.コノシメトンボをよく見つけているようですが,最近は秋になってもこちらはコノシメトンボがあまり見られません.見つけ方が悪いような気もしていますので,もっと動きまわらないといけませんね.キトンボやオオキトンボの夏越しを見たいのですが,これはなかなか難物です.

それではまた.失礼します.

 アカネ等  umbr  2020年8月17日(月) 22:30

淡路島出張ご苦労様でした。こちらではタイワンウチワも居ることは居るんですが、何故か今年は国産ウチワヤンマの方が圧倒的に多いです。リスアカネも多くこの前一頭しかいなかった場所で昨日は三頭が縄張りを張っていました。相変わらず♂ばかりです。市内の公園では人がめったに来ない手入れの行き届いていない場所が狙い目で、そういう場所は限られてくるのでトンボを見つけるのはかえって容易かもしれません。ただ急に樹が大量に伐採されたり、池の水が全部抜かれたりしてコロッと環境が変わってしまったらお手上げですが・・・  目新しいトンボが居なかったのでハチなんか撮っていました。

神戸のトンボ広場の記録

  神戸でもこんな自然が!?  Rui-Ace  2020年8月16日(日) 10:19

僕が通うフィールドは中学生なので公園の池ですが数多くのトンボが見られます。
今年は例年より少ない気がしますがギンヤンマの連結産卵もマルタンヤンマの黄昏飛翔も
アオヤンマまで観察できました。
アオヤンマとは僕の中では遠い存在だったのですごく嬉しかったです。

 アオヤンマ  管理者  2020年8月16日(日) 11:37

ご投稿ありがとうございます.

神戸市内の公園にアオヤンマがいるとのこと,嬉しい報告です.アオヤンマはあちこちで姿が消え,私は兵庫県下でも1箇所しか生息地を知りませんので,とても貴重な情報です.現在神戸市のレッドデータブックの改訂のお手伝いをしていますが,この情報はそういう意味でも重要な情報になるでしょう.どうもありがとうございます.

マルタンヤンマはまだとときどき飛ぶのが見られますね.神戸市内でも結構よく飛ぶという場所の情報もあります.もっともコロナの影響もあって,私は確認に行っていません.

中学生ということですが,神戸在住の方でしょうか? これからも神戸のトンボの情報をお寄せ下さい.

写真は昨日見てきたネアカヨシヤンマの顔です.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  アカネ  umbr  2020年8月8日(土) 21:17

今晩は。今年初めて撮った赤トンボはマイコアカネでした。というか去年もマイコアカネで何か縁があるのか? しかし、実は3日ほど前にリスアカネを発見したもののハチに邪魔されて撮れなかったのでした。今の時期人なれしていないのかすぐに逃げてしまうようです。まー、お盆が過ぎればリスアカネは沢山出てくると思いますが・・・ そのほか市内の公園ではあまり見かけないハラビロトンボにも出会いました。この鼻先の青く光るカバーみたいなのは何か役に立っているのでしょうか?

 ハラビロトンボ  管理者  2020年8月9日(日) 20:05

ご投稿ありがとうございます.

ハラビロトンボやアオビタイトンボには,このような金青色に輝く部分があります.でもなぜかは分かりません.マイコアカネは数が減っているので,一番最初に出会うなんてことはこちらでは考えられません.台風の影響で風が強く,涼しい毎日です.でも曇りがちで,まだ出かける気になりません.火曜日以降晴れそうですので,林の中へトンボ探しに行こうと思っています.

写真は暑い中頑張るウチワヤンマです.

それでは失礼します.

 オオサカサナエ?  umbr  2020年8月11日(火) 0:25

どうも有難うございました。今日また新しいトンボを発見しました!!と思ったら、この掲示板の2017年10月に初めて書き込んだ「オオサカサナエ」でしょうか? 大きさはシオカラトンボと同じくらい、ウチワヤンマにしては小さいし尾の先の形が違います。そのほか、一昨日撮り逃がしたリスアカネも撮れましたよ。さらにヌートリアにもまた出会いました。どうもエサをやっている爺さんがあまりの暑さにリタイアしたらしく腹が減ったのか睡蓮の葉をバリバリかじったり、上陸して草を喰ったりしていました。

神戸のトンボ広場の記録

  私もミルンヤンマ  RONNIE  2020年8月4日(火) 22:20

久しぶりにフィールドに出ました。
成熟したミルンヤンマを見つけました。
羽化殻も見つけました。

 マユタテアカネ(メス)  RONNIE  2020年8月5日(水) 13:39

これも昨日の写真です。
マユタテアカネであっていると思うのですが、どうでしょうか。
長梅雨のせいで、渓流の水は例年よりも若干多いです。
でも、トンボの数は少ない感じがします。
オニヤンマがいない・・・。

 マユタテアカネです  管理者  2020年8月6日(木) 21:26

ご投稿ありがとうございます.

現在孫守中です.やっと寝ました.

トンボはマユタテアカネです.翅の先端にノシメ斑があるので間違いないでしょう.こちらも,今年は春から,ねらったトンボに会えないことが多いです.トンボの数が減って出会う確率も減っているのでしょうか? 毎年出かけるところへ行ってもダメなことが多いのです.さらに外出自粛などが響いて,体力も落ちているような気がして,粘りもなくなっています.

この夏は,あと,オナガサナエ,コシボソヤンマ,ヤブヤンマなどを見に行く予定にしています.来週の晴天に期待しています.

そちらにミルンヤンマが結構見つかる場所があるのがいいですね.ミルンヤンマはいないわけではないのですが,確実に見ようと思うと,県外へ出てしまいます.

それでは失礼します.

P.S.写真は最近見かけなくなったセスジイトトンボです.

神戸のトンボ広場の記録

  ウスバキトンボ  umbr  2020年8月2日(日) 23:45

今晩は。やっと梅雨が明けたと思ったら昼間はセミも鳴き止むほどの強烈な暑さになりました。飛んでいるのはコシアキトンボの生き残りとウスバキトンボばかりです。そんな中、以前に投稿した網目状のショウジョウトンボ♂をまた見つけましたよ。前よりもはっきりとまるで血管のような赤いスジが見えました。ところで、今回のトンボノートにあるウスバキトンボですが私は交尾しているところや新しく羽化しているところを見たことがありません。いつの間にか公園の開けた所を飛び回っているという印象で、ウスバキトンボはどこから来てどこまで行こうとしているのか?不思議なトンボです。

 ウスバキトンボ  管理者  2020年8月4日(火) 19:24

ご投稿ありがとうございます.

ウスバキトンボは謎の多いトンボです.多くのトンボ研究家がその移動について調べようとしていますが,なかなかはっきりと分かりません.また繁殖活動についても,よく見かけるトンボの割には,あまり見かけることがありません.と思ったら,家の前の道路上で交尾していたりします.我々がよく見かけるのはまだ未熟な個体が多いような気がします.オスは成熟すると腹部背面が赤くなります.こういう個体はそれほど多くは見かけません.成熟するまでに移動を始め,途中でかなりの数が死滅しているのかも知れません.

結構繁殖活動を見るのが難しいトンボですね.

それでは失礼します.

 ギンヤンマ  umbr  2020年8月4日(火) 21:09

ウスバキトンボは団体で見かける割には縄張り争いをしている様子もなく同じ枝に何羽も停まっていたりして、いったい何を考えているのか? 何も考えていないのか? なぜ延々と飛び続けているのか?。
ところで飛んでいるといえば、ギンヤンマをやっと撮ることが出来ましたよ。やはりおっしゃった通り風の強めの日に風上から狙うのが正解の様です。適切なアドバイス有難うございました。

神戸のトンボ広場の記録

  ベニイトトンボ  春のクマ  2020年7月27日(月) 21:47

愛知県尾張地区に在住。住宅街の池にベニイトトンボが棲息しています。
2年前に発見、今年も多くの個体を確認し、繁殖しています。今年は6月末から現在(7月末)に確認しています。
釣り人が多く、ブラックバスやブルーギルが釣れる池です。
ホテイアオイが多いので、別の地域で産出したホテイアオイがこの池に廃棄されて、卵か幼虫が混入して繁殖したのではないかと想像しています。
この池には他には以下のトンボが棲息しています。
キイトトンボ、クロイトトンボ、チョウトンボ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、マユタテアカネ、モノサシトンボ

 植物とトンボの移住  管理者  2020年7月28日(火) 7:15

ご投稿ありがとうございます.

ベニイトトンボが植物についてやって来たとのお考え.これはときどき報告されています.コバネアオイトトンボやリュウキュウベニイトトンボなどが突然今まで見つからなかった関東にある地域に出現するといった感じです.詳しく調べると,遠方からの植物の移植があった痕跡が見つかります.新しくつくった人工トンボ池に初年度からベニイトトンボが現れたりするのも,そこに導入した植物のせいかもしれません.

ところでブルーギルはイトトンボに影響を与える魚のようです.また継続して観察して面白いことがあればご投稿下さい.

それにしてもベニイトトンボ,兵庫県では数が減ってしまいました.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  幻ではなかったサラサヤンマ  権兵衛  2020年7月26日(日) 19:07

2018年4月29日野周りで初見の羽化殻と遭遇。2019年5月、この掲示板で羽化殻の正体を教えていただく。羽化殻はサラサヤンマのものだった。
2019年の俄かの課題が出来たが、羽化殻も成虫も確認できなかった。
そして、2020年5月17日、サラサヤンマの羽化殻を2個発見。野周りは長靴を履いて出かけるようになった。

その後、羽化殻の発見にともない成虫の探索を続けていたが成果なし。6月6日にようやく、樹木に覆われた暗い湿気た場所で転々と動く黒い影を認識。もしかして、サラサヤンマの産卵。
眺めていると、眼前の草にぶら下がった。しかし、暗すぎて、草が揺れ、オートフォーカスが働かず記録撮影できず。草の揺れが止まる前に黒いトンボの影は奥へと移動。
そして、再び、転々と産卵行動らしきことをしていた。そっと近付き、産卵行動を確認。私の眼が暗さに慣れたので明確に産卵行動と確認できた。
地面や、朽ちた落枝に産卵しているのだが、1箇所に7〜10秒の間しか止まらない。そうこうしていると、すうーっと去ってしまった。追いかけてみたが、明るくない林の中、行き先は不明だった。

この湿気た暗い場所の入り口に戻ると、ホバリング気味に飛ぶトンボ。もしかして、サラサヤンマのオス。産卵を確認した場所に比べると、やや明るいが、林の中で暗い場所だ。ホバリング気味に飛ぶトンボの移動先を確認して回り込む。トンボはいるが止まらない。結局、見失う。
見失ったので、未練で樹木に覆われた暗い場所へ戻る。すると、湿気た土に刺さった枯れ枝にトンボの影。
どうにか、オートフォーカスが働いたので、やっと記録撮影。
幻ではなかったサラサヤンマとの出遭いに興奮気味だったが、明るい場所に出ると、眼鏡が蜘蛛の糸だらけなのに気付いた。

6月12日、猪の踏み倒した草に導かれ、始めての場所を覗くと、枝葉に覆われ木漏れ日も届かない空間に出た。まさに陰湿。そして、暗い中に止まるトンボの影。風通しがあるのか、時々、トンボの翅がたなびいていた。
前回、産卵行動を撮影できなかった場所へ移動。産卵を目撃した場所で、木漏れ日が射すであろう位置を前に陣取る。弁当を食べながら、1時間ほど待ったが足が冷えてきたので諦める。

猪の踏み倒した草に導かれた陰湿な場所には、同じ個体だろうかサラサヤンマが同じ場所に止まっていた。時間は2時間近く経っていた。

画像1 明るい場所で羽化殻を確認(5月10日にはなかった)
画像2 初撮りサラサヤンマ
画像3 画像2と同一個体
画像4 少なくとも2時間近く止まっていたかもしれない

 夏至の日にようやく産卵を記録。おまけ付き  権兵衛  2020年7月26日(日) 19:17

6月15日、空振り。木漏れ日が射すであろう位置を前に陣取り、1時間半ほど待つが足が冷えてしまったので諦める。
6月16日、偶然に、陰湿な空間にメスが入るのを目撃。踏み倒された草は起きていないので、木漏れ日の全くない空間に入り込んだ。黒い影が産卵場所を物色しているようだった。「止まれ、止まれ」と、念じながら待った。が、気に入った場所がなかったのか、入り込んだのと逆の方向に出て行ってしまった。この日は時間の制約があったので、後は観察することもなく戻った。
6月20日、山地へ行く前に、ちょっと木漏れ日の全くない空間を覗いたが黒い影は全くなかった。

そして、6月21日(夏至)。木漏れ日が射すであろう位置を前に陣取るが待ち惚け。この場所で、3度目の待ち惚け。
失意のまま、湿気た暗い場所の入り口に戻ると、産卵するトンボ。7〜10秒の停止後に、こまめに場所を変えていた。
産卵は倒木の陰だったりして撮りそこなう。めげずに眺めていると奥へ入っていったので追いかける。木漏れ日の可能性のない暗い場所だったが、どうにか産卵の記録撮影が出来た。
しかし、1箇所に7〜10秒の間しか止まらないので気に入った撮影はできなかった。


おまけ。意外な場所で産卵を確認。
 この時季、オニヤンマとオナガサナエの羽化数を記録している観察地を足繁く覗いている。その観察地を覗く前後に、昨秋、カトリヤンマが産卵した場所も覗いている。
6月23日の帰路、カトリヤンマが産卵した場所を覗きながら一服点けていると、ヤンマがやって来て笹に潜った。カトリヤンマかと思ったが、潜った先は全く姿が見えない。
吸殻入れを片付け気合を入れていると、ヤンマが少し覗ける場所に移動し、産卵を始めた。ファインダ越しに憶えたてのサラサヤンマを確認。
今回はくぼの中で多少移動したが、画像のタイムスタンプは15:31-16:07。異様に長いじっくり産卵だった。
この場所は密藪。4月になったら多少時間の余裕が取れるので、鎌かヘッジトリマで観察用の切り開きを作るつもりでいた。が、結局、トンボ観察に時間を割いてしまったので、切り開きを作る目論見は果たしていなかった。後悔先に立たず。

羽化殻は開けた明るい場所で発見。産卵は陰湿な場所と、藪際のくぼで目撃。いずれにしても、サラサヤンマはひっそりと、細々とヒト知れずに生きていることが判った。
来季は、開けた明るい場所での産卵の確認。今回産卵を確認した場所、若しくは周辺で羽化殻を回収。などが課題。

画像1 やっと産卵を記録
画像2 画像1と同一個体
画像3 偶然、産卵を記録
画像4 画像3と同一個体。15:31と16:05は同じ落葉の左右で産卵している。

 と、2019年5月、に羽化殻の正体をご教示いただきまして、今年は、多少なりともサラサヤンマの生息を確認することが出来ました。
昨年の探索は全く成果がなく、幻のままになってしまうのかと思っておりました。6月6日に撮影できた場所は昨年も足繁く通ったのですが目撃も出来ませんでした。幻というよりも、不思議なサラサヤンマなのかもしれないです。

ところで、今シーズン、土日が二日間雨だったのは今回が初めてかもしれません。このところ、梅雨前線の加減で観察課題がこなせず、気持ちが腐りそうです。
また、例年、7月になると冷房の準備をするのですが、今年はまだ準備もしていません。
それから、季節の好みで胡瓜を食べるのですが、先週辺りまでは5本入りで150円前後で購入していました。
が、いつの間にか、売価が3本で150円。昨日は2本で150円でした。1本75円の胡瓜は買えません。
今年は新型コロナやら、異常な長雨など生活に支障が出ることばかりです。そして、梅雨が明けない内に、立秋が過ぎて、お盆が来てしまいそうです。

 興奮しますでしょう?  管理者  2020年7月27日(月) 19:20

ご投稿ありがとうございます.

とうとうサラサヤンマを追い詰めましたね.ねらっているトンボに出会えるとものすごく興奮するものです.私も長年追いかけていたクロサナエやヒメクロサナエが目の前で産卵するのを見たとき,もう一人で万歳をしました.

こうやってどんどんトンボが自分の「支配下」に入ってくると,また毎年の観察が楽しくなります.とともに,あるときそのトンボの生息地が壊れたりすることにも遭遇することになり,環境の悪化を感じたりすることになります.その辺のダイナミックを感じながら観察を続けて下さい.

ところで我が家は家内が家庭菜園をやっていて,毎日キュウリが5本10本成るので,食べきれなくなるほどです.ピーマンも,スイカも,オクラも,ジャガイモも,とにかく野菜は食べるのが忙しいという幸せな状態です.家内に感謝!.

さて,こちらは雨が降り続いていますが,木曜日から晴れが続くという予報です.まずはヤンマから見に行くことにします.またトンボノートに報告します.

それでは失礼します.

P.S. そうそう,先日県外へ出て,コフキトンボの帯型を見てきました.

神戸のトンボ広場の記録

  ウチワヤンマ  umbr  2020年7月23日(木) 22:32

今晩は。前に国産ウチワヤンマは内陸部に移動していると書いたので証拠写真というか、池から200o程離れた開けた場所にいたウチワヤンマを撮ってきました。各々、木の枝のてっぺんに陣取っておりますがちょっと距離が密なのではないでしょうか? 4匹とも国産ウチワヤンマで♂か♀かはちょっと解らないので一番右端のヤツをクローズアップした写真を載せておきます。この公園ではタイワンより国産の方が多いようです。3枚目はお花畑で陣取っていたウチワヤンマ、目玉が一部へこんでいる。

 ウチワヤンマ  管理者  2020年7月24日(金) 6:58

ご投稿ありがとうございます.

ウチワヤンマが池から離れた空き地に集まるというのは,ウチワヤンマの出始めや♀のたまり場でときどき見られます.繁殖活動をしているとき以外は縄張り意識が少ないのかも知れませんね.同じような状況の写真を一枚載せておきます.タイワンウチワヤンマも池から離れたところで生活していますが,集合しているところというのは見たことがありません.

それでは失礼します.

 コシアキVSウチワヤンマ  umbr  2020年7月24日(金) 19:46

どうも有難うございました。確かにタイワンウチワの方は集団ではなく池の周辺で1匹づつ縄張りを張っているのが見かけられます。比べて、国産ウチワは池に限らずあちこちに散らばっていることが多い。集団でいるのは未成熟な連中でしょうか。 話変わって、コシアキトンボは数が減ったとはいえまだまだ元気で自分より大きいウチワヤンマに喧嘩を仕掛けて縄張りを奪おうとしています。コシアキ仲間同士の争いもそうですが、かなり好戦的な性格と思われます。

神戸のトンボ広場の記録

  一種報告漏れがありましたので追加します  toranosanta  2020年7月23日(木) 23:39

36・ミヤマカワトンボ♀、6/7に撮影していたのですが、♂を撮影してから報告と思って残してしまい、結局♂の撮影に行けなかったので今日の報告となりました。教えていただきたい事があるのですが、以前コオニヤンマの羽化殻を木の幹で回収した時に地表から2m80pの所にあったのですが(水面から地表までは1m程度)こんなに高く上る事は稀な事ではありませんか?、

 大型トンボの羽化  管理者  2020年7月24日(金) 7:55

ご投稿ありがとうございます.

オオヤマトンボ(写真1)やコヤマトンボ(写真2)のような脚の長い大型トンボの羽化が,樹木の少し高いところで,しかも細い枝の先についている葉にくっついて羽化しているのを見るたびに,こんな歩きにくそうな体をしていて,よくこんなところまで登ってくるものだと感心することが多いです.

コオニヤンマもその一つですが,これはよく葉の先で羽化していますね.垂直移動の例ではないですが,水平移動では,トラフトンボが水際から4mほど離れたところで羽化しているのを見たことがあります(写真3).良い羽化場所がなければ,かなりの距離移動することがあるようです.2.8m+1mが長いかどうかは分かりませんが,これくらいは十分動きまわると思います.自宅羽化させると,カトリヤンマなどは鴨居まで高さ1.8m+飼育水槽から水平移動1mくらいは移動していましたし(写真4),こういうことはよくあります.

それでは失礼します.