トンボ歳時記
No.266. 午後半休でヒメクロサナエねらい. 2011.6.14.

今日は,仕事が空いたので,午後半休を取って,近場の神戸のヒメクロサナエを観察に出かけました.現地についたのは13:00過ぎ.ちょうど観察ポイントに日が射している時間帯でした.

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▲観察ポイント
 上:観察ポイントの上空.樹冠部が凹んでいてトンボが入りやすい構造である.
 下:観察ポイントには木漏れ日が射している.

待つこと約30分.1頭のヒメクロサナエらしきトンボが,樹冠の葉に止まりました.5,6mは離れているでしょうか.

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▲上:白矢印:樹冠部の葉上に止まったヒメクロサナエ(らしきトンボ).
 下:トンボの拡大写真.尾部先端の形状からサナエトンボのメスといえる.

待ちましたが降りては来ず,どこかへ飛んでいってしまいました.写真を拡大すると,どうやらメスのようでした.ヒメクロサナエの成虫はなかなか目にしないのですが,前回の観察や今回の観察から,おそらく樹冠部を草原のように見立てて,飛び回っているのではないでしょうか.写真に撮るには手強い相手です.

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▲今日のゲストはカワゲラ.羽化殻が付いている.

15:00まで待ちましたが,曇ってきて空気もひんやりとしてきましたので,ここを切り上げました.帰り際に大きなカワゲラが羽化していましたので,一枚おまけに撮りました.


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▲湿地に隣接する林内の細流.

帰りに丹生山地の湿地へエゾトンボの幼虫をすくいに寄りました.湿地に隣接する林内の細流で,ハネビロエゾトンボの幼虫を2頭すくいました.今年はハネビロエゾトンボづいているようです.

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▲ハネビロエゾトンボ.今回の個体は,体が緑色づいていました.

これで,六甲山地,丹生山地の両方でハネビロエゾトンボが確認できたのが成果でした.この2年ほど雨が多いので,湿地が潤ってきたのかもしれませんね.