神戸のトンボ広場の記録

  38・ベニイトトンボ♂39・ナツアカネ♀未熟40・マルタンヤンマ♀・41・ギンヤンマ♂♀  toranosanta  2021年8月12日(木) 9:03

38・ベニイトトンボ♂最近話題になっていましたので情報をもとに必死になって探し出しました。10年以上前に見ただけでしたが、ようやく隣接市に5回通って見つけました。39・ナツアカネ♀未熟、アカネの未熟は7/20過ぎ頃から出現しますね。40・マルタンヤンマ♀以前は夕方4時頃に産卵を見ていましたが、今回は観察地は違いますが朝8時ごろから産卵していました。41・ギンヤンマ♂♀は産卵の時しか撮れてなかったような気もします。
今年もヒヌマイトトンボを探しに北部迄遠征しましたが、現地で池に至る木道が手入れが無いために何か腐ってる部分が増えてきているようで足元がおぼつきませんでした。多分先生より2週間程度遅れて同じ所に行ったと思いますが、先生はナゴヤサナエを写す為にもウェダーを準備されて行かれているのですね。ノートにヒヌマの写真が2頭程度だったと思いますが、掲載されていましたが笹薮の茂みが凄く探し出すことができませんでした。このまま観察地が消滅してしまうような気もしますが、貴重種を守るために観察者が何かできる事は無いのでしょうか?

 マルタンヤンマ  管理者  2021年8月12日(木) 12:05

ご投稿ありがとうございます.

ご報告の中で,マルタンヤンマの話が出ていましたが,私の観察範囲には,マルタンヤンマが産卵する場所がありません.うらやましい限りです.マルタンヤンマを見るために私は県外へ出ている状況です.これ兵庫県内としてよろしいですね? 近々兵庫県レッドデータブックの改訂が行われますので,マルタンヤンマの一生息確認情報として使わせていただきます.

ヒヌマイトトンボは,もう少し早い時期に行く方がいいかと思います.私より二週間遅いとすると,ちょっと個体数も減っている時期かも知れません.特に最近の高温の影響もあるようです.

ヒヌマイトトンボは,地元の方が守る会を作って活動されていたと思いますが,現状は不明です.その後ろ盾となっていた県の方も,引退されている状態で,詳細はよく分かりません.ただ,今の状態は,ヒヌマイトトンボの発見当時とそれほど大差なく,決して悪い状態ではないと思いますので,このままの状態でも大丈夫だとは思っています.

ナゴヤサナエは川の中央を飛ぶので,写真を撮るにはどうしても川に入る必要があります.ですから本気で攻めるときはウェーダーは必需品です.その他,アオハダトンボやオツネントンボなどの時にもウェーダーを履くことがあります.以前は幼虫を中心に調査していたこともあり,ウェーダーを履くことには抵抗はありません.が暑いです今の季節は...

写真は,川の中央を飛ぶナゴヤサナエと,ヨシ原の中の方にいるヒヌマイトトンボです.ノートリミングにすると,300mmの望遠でも,この程度です.

それでは失礼します.

 42・ウチワヤンマ♂、とマルタンヤンマについて  toranosanta  2021年8月12日(木) 15:09

マルタンヤンマを初めて見たのは2015年でギンヤンマ・ヤブヤンマと黄昏飛翔をしていました。後日、午後4時頃に同所で産卵のために蓮の池で飛翔しているマルタンヤンマを観察し撮った写真が左端に添付のものです。今回は2度目の観察になります。いずれも兵庫県内で私の活動している市に隣接する西南側の市に当たります。今回は水草の栽培をしているジャンボタライの隅で産卵していました。
それと、北部に行った時に撮った42・ウチワヤンマ♂を追加しておきます。
もう一つ、写真が手振れでボケていますが、マユタテアカネ♀の未熟かと思うのですが翅の斑紋の色が黒く濃い感じなので確認をお願いします。

 これはマユタテアカネです  管理者  2021年8月21日(土) 6:53

最近はあまり黄昏飛翔を見に行きません.たしかにマルタンヤンマは黄昏飛翔以外では見ることが難しくなりました.また時間を作ってでかけたいと思います.

なお写真右はマユタテアカネです.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  コオニヤンマ  RONNIE  2021年8月11日(水) 16:37

今年もいました。
いるとホッとします。

 毎年いるトンボたち  管理者  2021年8月12日(木) 7:58

ご投稿ありがとうございます.

同じ場所に毎年同じトンボがいる,というのは本当に何かホッとするような気分にさせられますね.トンボノートに書いたように,コシボソヤンマが私の定点観察地に戻ってきました.コシボソヤンマは珍しいトンボではありませんが,それでも毎年同じ所にやって来て繁殖活動をするというのは,そこの生息環境がコシボソヤンマを育むことができる状態に保たれていることの証です.

ただ,歯が抜けるようにこういった場所が,一種一種減って行っているのが現実です.トンボ歳時記の過去記事を見ていると,ここのところ登場しなくなったトンボが少しずつ増えてきているのに気づきます.でも,コシボソヤンマもそうですが,先日のナゴヤサナエも久しぶりの再発見ということで,あきらめずに観察を続けるということも大切な気がしています.

写真は,コシボソヤンマとナゴヤサナエです.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  ギンヤンマの羽化  RONNIE  2021年7月31日(土) 14:05

昨夜、我が家のビオトープでギンヤンマ(メス)が羽化しました。
嬉しかったです。

 ビオトープ  管理者  2021年8月1日(日) 20:23

ご投稿ありがとうございます.

ビオトープから色々なものが羽化してきますね.2,3年はこの感じで次々と新しい種が入りこむと思います.いわゆるパイオニア種というやつですね.しばらくすると,池の富栄養化が進み,環境も安定してくると,競争力の強い種が幅をきかせてくると思います.種がどのように変化していくか,それも興味があるところです.量的変化を知るために,羽化殻をすべて集めておかれるとよいと思います.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  ビオトープ通信  tomboike  2021年7月30日(金) 10:44

続けてマンションのビオトープから報告させていただきます。今年初めて7/23にチョウトンボを3頭確認しました。また、夏型ホソミイトトンボの産卵も確認できました。越冬型の羽化は2か月後の9月末〜10月初旬になるのでしょうか。また、東京の里山エリアでも昨日、ホソミイトトンボの♀と思われる個体に出会いましたが、合っていますでしょうか(不鮮明で申し訳ありません)。

 ベニイトトンボ  管理者  2021年8月1日(日) 20:19

ご投稿ありがとうございます.

ベニイトトンボですか.あちこちで見つかっていますね.写真はホソミイトトンボのメスで間違いありません.ホソミイトトンボは,兵庫県では秋に越冬型が羽化してきます.そちらもそう大差はないと思います.

先日「東京都のトンボ」という本を見ましたが,都内にもたくさんのトンボがいるのですね.最近は都会の方がエコ意識が高く,いわゆるふつうのトンボは,田舎よりむしろ都市公園などの方がたくさんいるという変な現象が感じられます.やはり農薬などの影響が耕作地帯ではあるのかも知れません.

それでは失礼します.


 東京都のトンボ  tomboike  2021年8月2日(月) 16:05

ホソミイトトンボ、ご確認いただきありがとうございました。
私も「東京都のトンボ」購入しました!東京のトンボファン必携のありがたい本です。環境さえよくなれば移動性の強いトンボは増えていけることがよくわかります。うちのビオトープも多くのトンボに役立つように、維持管理に努めたいと思います。

神戸のトンボ広場の記録

  初めて出会ったトンボ  tomboike  2021年7月30日(金) 10:26

ゲオさんのご投稿と同じタイミングになりましたが、私も先日、東京の都立公園で、初めてベニイトトンボのオスと思われるトンボに出会いました(不鮮明で申し訳ありません)。また、モノサシトンボにも初めて出会えました。最初は、いつものアオモンかと思いながらカメラを向けたら、憧れの「環状紋」があるではありませんか!いつも図鑑で憧れていたトンボに次々に出会えて、とても幸せな夏です。

神戸のトンボ広場の記録

  住宅街でベニイトトンボ  ゲオ  2021年7月27日(火) 20:34

昨日、家の庭の水やりをしていたらイトトンボが飛び出しました。周辺に池も沼もない須磨区北部の住宅街です。よく見ると珍しいベニイトトンボのメスのようです。このトンボも移動するのでしょうか?
ボケた写真ですが添付します。

 ベニイトトンボのメスです  管理者  2021年7月27日(火) 21:12

ご投稿ありがとうございます.

ベニイトトンボですね.トンボの移動についてはよく分からないことが多いのですが,須磨区の北部はもともとベニイトトンボが多く分布していた神戸市唯一の場所です.ですから,まだ周辺に生息地が残っていてそこから飛来したものでしょう.神戸市内のベニイトトンボは今のところ確実には姿が見られなくなってきているので,これはとても素敵な報告です.よければぜひ生息地を突き止めてみてください.

それでは失礼します.

 生息地探します  ゲオ  2021年7月27日(火) 21:59

早速の確認ありがとうございます。公園の池や他の池なども調べて探してみます。もし運よく見つけることができましたらまた報告いたします。

 ベニイトトンボ見つけました  ゲオ  2021年7月28日(水) 15:54

本日家から南へ15分ほどの池に探しに行きました。池の周囲は柵で囲んであり柵の外側で探しましたが、オスを数匹確認することが出来ました。柵の中にはもっといると思われます。またキイトトンボは結構いました。
調べて知ったのですが近年見つかっている池はここから1.5kmほど南にあります。

 ベニイトトンボとキイトトンボ  ゲオ  2021年7月28日(水) 18:57

写真が小さすぎたので入れ直しました。

 ベニイトトンボ  管理者  2021年7月28日(水) 19:38

ベニイトトンボを見つけられた池,おそらく私の知っている池だと思います.ここは一時姿を消したのですが,再び出ているようですね.近くに避難していたのか,隠れていたのかのどちらかでしょう.いずれにしても,神戸市内でまだ生きていることが確実になったので嬉しいことです.

ベニイトトンボは見つからない年があっても,また見つかるということはあるようで,おそらく神戸市内にまだ生息地はあると思います.興味があれば,またさがしてみてください.

それでは失礼します.

 ベニイトトンボ  ゲオ  2021年7月29日(木) 19:04

趣味で昆虫観察をしておりますが、今までいなかった種が急に増える現象はよく経験しましたが、一度いなくなった種が復活する現象には殆どあったことがありません。しかも昔からあこがれの的であったベニイトトンボです。近場で復活したのは大変嬉しいことです。この掲示板に載せなければ調べに行きませんでした。ありがとうございました。移動したメスの件もあるので他の池でも探してみます。

神戸のトンボ広場の記録

  ミルンヤンマ  RONNIE  2021年7月28日(水) 16:58

今日、羽化したばかりの未熟なミルンヤンマを3頭見つけました。
羽化殻も見つけました。

 ミルンヤンマ  管理者  2021年7月28日(水) 19:41

ご投稿ありがとうございます.

そちらはミルンヤンマがたくさんいるようですね.こちらにもいないわけではありませんが,なかなか羽化地が見つけられません.毎年のように見つけられるそういった場所は貴重ですね.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  34・ウスバキトンボ♂35・オオシオカラトンボ♂36・コフキトンボ♂37・タイワンウチワヤンマ♂  toranosanta  2021年7月21日(水) 8:36

34・ウスバキトンボ♂毎年梅雨明け間近のこの時期に近所の公園で集団で飛翔、一度だけ我が家の庭に1頭だけ表れ1日程度いましたが。35・オオシオカラトンボ♂どこでも・いつでも見れるのでついつい忘れがちですが。36・コフキトンボ♂最近のトンボノートに老熟に伴う変化など掲載されていましたので複眼の色や腹部のシミに注意するようになりました。写真の個体は複眼の色が茶色なので若かったようです。37・タイワンウチワヤンマ♂隣接市の初めて訪ねた観察地で撮影。この観察地では今の時期チョウトンボがたいへん多いように感じました。

 お返事が遅くなってすみません  管理者  2021年7月27日(火) 21:18

ご投稿ありがとうございました.

ワクチンの接種日で返事を失念しておりました.タイワンウチワヤンマは,そろそろ兵庫県に日本海側ででも見つかるのではないかという勢いです.そちらはどちらかといえば冬の気温が低い地域ではないかと思っていますが,もうそれもなくなるほど気温の上昇があるのでしょうか.

今年は何種まで行くか,楽しみですね.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  夏型ホソミイトトンボ確認  tomboike  2021年7月19日(月) 20:14

お世話になっております。
5/2に越冬型のホソミイトトンボに出会えたことをご報告した際に、6月末から夏型にも出会えるとの回答をいただき楽しみにしていたところ、7/18に夏型を無事に確認することができました。うれしくて、またご報告させていただきます。
これで昨年の夏に初めて夏型を見つけてから1サイクルしました。
ビオトープでつながれていく小さな生命をこれからも見守っていきたいと思います。

 ホソミイトトンボ  管理者  2021年7月20日(火) 18:24

ご投稿ありがとうございます.

確かマンションのビオトープでしたよね.以前ホソミイトトンボを見たのは.同じ池から羽化してきたということで,越冬世代の次の世代のようです.ホソミイトトンボは移動してしまうことが多いので,毎回出てくるというのはそこの環境が気に入っているのでしょうね.今後も引き続くといいですね.

それでは失礼します.

神戸のトンボ広場の記録

  ホソミオツネントンボ?  シマアジ  2021年7月17日(土) 19:21

お久しぶりです。一月ぶりに六甲山へ撮影に行ってまいりました。
オオシオカラトンボやモノサシトンボなど淡青色の美しいトンボが飛び交う中で、体色も体格もどこか儚げな小型のトンボを見つけました。
こちらのサイト様といくつかの図鑑に当たってみて、おそらく未熟なホソミオツネントンボかな?と見当を付けてみたのですが、いかがでしょうか。
梅雨も明け気温も随分と上がってきました。皆様もどうか体調にお気をつけてお過ごしください。

 オオアオイトトンボでしょう  管理者  2021年7月18日(日) 21:32

ご投稿ありがとうございます.

お尋ねの写真は,ホソミオツネントンボではなく,多分オオアオイトトンボです.アオイトトンボにしては腹部先端が大きくふくらんでいます.胸側の青金色の部分の形もオオアオイトトンボに似ています.以下のページで比べてみてください.

https://www.odonata.jp/03imago/Lestidae/Lestes/temporalis/index.html

それでは失礼します.

 ありがとうございます  シマアジ  2021年7月19日(月) 19:17

腹部先端のふくらみ具合が確かにオオアオイトトンボですね。胸部もオツネントンボとは異なっています。見落としていました。
ありがとうごいます。